概要

現在,喫煙に対する社会的関心が高まりつつあり,たばこを吸われる方の喫煙マナーや吸われない方への配慮が求められています.
同時に,オフィスや商業施設,駅などの人が集散する場所においては,たばこを吸われる方と吸われない方お互いが快適な場を共有できる空間の創出が課題となっています.
約3,000万人に上る喫煙者が社会的に疎外されることなく喫煙を楽しめる場があり,そこでは吸われない方への適切な配慮がなされている.そのような,たばこを吸われる方と吸われない方とが共存・共生できる社会を目指した環境づくりを模索したいと考えています.
また,適切に分煙された空間において多様な交流やインフォーマルなコミュニケーションが生まれ,新たなコミュニティの発生に繋がることを期待したいと思います.
どちらかが何かを諦めるのではなく,たばこを吸われる方と吸われない方が共に快適に過ごせる環境の整備を目指していく,その第一歩となるアイデアや空間作品を募集します.