佳作

四次元の森
梁欣程 (東北大学)

四次元の森  梁欣程 (東北大学)
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作品コンセプト

伝統的な木造構成をモチーフに,豊かな空間をつくり出すことを目指した.使用する木材は再生可能な資源であり,人びとに温かさを与えると共に,十分な耐震性能も備えている.また,緑化したユニットを立体的に配置することで,空間に豊かさを持たせる.これは,高層ビルが次々と建てられ,緑が激減し,自然の緑が求められる現在のニーズに合わせ,高い場所にいる人でも緑溢れる風景を楽しめるようにすることを目的としている.屋上は,交通の要となると共に公共の場ともなり,人びとのコミュニケーションもより簡単となる.空間を垂直方向に開放して,新しい次元を切り開くことによって空間の開放性を最大限に広げる.

(応募案より抜粋)