主催:一般財団法人吉岡文庫育英会  株式会社新建築社
  

最新情報

2017年7月20日
入選発表予定日が変更になりました。
2017年5月9日
応募登録の受け付けを終了しました。
2017年1月31日
応募登録の受け付けを開始しました。
2016年12月27日
ホームページをオープンしました。
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今回のコンペティションのテーマは「大きさの住宅」です。大きさという観点から新たな住宅を構想してください。住宅の大きさは、実にさまざまなことを表象します。
例えば所有者の資産や、その人の住宅に対する価値観を表します。住宅は大きければ大きいほどよいという人もいれば、小さな住宅の美意識を重視する人もいる。あるいは、国や地域によって標準的な住宅の大きさが異なります。日本人が海外に行くと住宅の大きさが倍以上あって驚くことがあったり、昔の住宅を訪れていちばん驚くのもその大きさだったりします。いま僕たちが知っている公共建築よりも大きな住宅など、古今東西を見ればいくらでもある。ひとくくりに「住宅スケール」などと言いがちですが、住宅の大きさは、実に相対的で、それぞれの社会や文化や歴史に深く根ざしているのです。
さて、ここまで住宅の大きさについて書きましたが、今回のテーマは「住宅の大きさ (Size of House)」ではなく、「大きさの住宅 (House of Dimensions)」です。つまり、ただ単に住宅を巨大あるいは極小にしてみるといったように、見たことのない住宅の大きさを提案すればよいということではありません。それだけではつまらない。住宅の大きさなど実に相対的なものだと先ほど書いた通り、設定次第で極端なものはいくらでもできてしまうからです。
ここで求めているのは、いわば「大きさだけで住宅をつくること」です。
幅、奥行、高さといった、物理的な空間の大きさの新たな可能性について改めて考えてほしい。あるいは住宅設計ではこれまで到底扱われることのなかったさまざまな「大きさ」について考えてみるのもいいでしょう。自由に、大胆に、構想してください。
「大きさ」の概念そのものを揺さぶる、新たな住宅の提案を期待しています。