杉拓磨氏.
風を感じる緑の万華鏡空間.高さ6mの煙筒を喫煙スペースに設置.重力換気により,周辺の煙を上空に排出する.煙筒内に取り付けられた鏡板は太陽光を反射し,たばこが吸える場所を明るく照らす.内部から上空を見ると,視界全体に無限に広がる樹木の枝葉や空模様が広がる. 自然の動きに伴い,変化し続ける対称図形は,自然のアートとしてたばこを吸う人以外にも親しまれる.鏡板の枚数/角度が異なることによって,それぞれの場所で違う図形を楽しむことができる.
プロポーザル部門 佳作 杉拓磨