課題:300人のための集合住宅

集合住宅には都市の環境を享受しつつ、戸建て住宅にはない集まって住む楽しさがあるはずです.ル・コルビュジエは人間らしい生活を獲得するために、高層に集約し、地上に空地を確保して「300万人のための現代都市」(1922)を構想しました.そこで今、集まって住む、新しい集合住宅を構想してもらいたいと思います.条件は、日本で現実に集合住宅がつくられる密度です.300人のための集合住宅.敷地は東京に想定します.今までの常識だけに囚われることなく、規模や密度が生み出す新しい集合住宅を考えてください.オスマンによるパリの街区や、高密度の香港の街並みなど、集合住宅は都市を構成する重要な要素です.かたちは違いますが日本の、現代の都市の姿もその多くは集合住宅により描かれています.そうした都市への提案の可能性もある、新しい集合住宅を考えてください.

最新情報

2008年2月1日
審査講評を追加しました.
2007年12月21日
2007年11月9日
応募登録の受け付けを終了しました.
2007年8月23日
応募登録受け付けを開始しました.
学生対象