都市のスキマをシェアリングし、多様な価値を与えていく
都市には様々なスキマが存在しています。これらのスキマは、都心や郊外の役割の変化や急速な都市のグ口ーバル化など、都市の構成要素が日々多様化する中で生み出されたものです。一方、都市においては、自らが抱える様々な社会ニ一ズ・課題を解決するため、訪れる他者との交流・共創により、スキマとなっている場所を多様な意味と価値を持つパブリックスペースへといかに生まれ変わらせるかが重要になっています。
例えば都市を訪れる人びとに向けて、都市のスキマを再定義し、一定期間の滞在を促すようなパブリックスペースをデザインすることができれば、新たなシェアや交流を生み出すプラットフォームとして、コミュニティの創生や経済の活性化に繋がる価値を実現することができるのではないでしょうか。実際の場や空間を想定し、運営や事業スキームを踏まえつつ、都市のスキマのシェアリングによって実現される多様な意味と価値を有するパブリックスペースの提案を募集します。