主催:糸プロジェクト実行委員会  後援:株式会社新建築社  協力:東京大学隈研吾研究室

最新情報

2017年6月1日
「2次審査結果発表」、「審査講評」をアップしました。
2017年4月13日
「公開プレゼンテーション観覧者募集」を締め切りました。
2017年3月23日
「1次審査結果発表」をアップしました。
「公開プレゼンテーション観覧者募集」をアップしました。
2017年3月7日
応募登録の受け付けを終了しました。
2017年2月6日
【登録番号の記載について】の追加修正をアップしました。
【質疑応答について】と【ワークショップの結果について】をアップしました。
2016年12月16日
『現地インフォメーション』ページをアップしました。
2016年12月1日
ホームページをオープンしました。
応募登録の受け付けを開始しました。
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応募要項

 

審査委員

審査委員長
隈研吾
(東京大学教授)
審査委員
乾久美子
(横浜国立大学大学院Y-GSA教授、
 乾久美子建築設計事務所主宰)
 
馬場正尊
(東北芸術工科大学教授、Open A代表)
 
馬郡文平
(東京大学生産技術研究所特任講師)
 
山名正英
(糸プロジェクト実行委員会代表)

コンペ概要

東京大学隈研吾研究室で作成されたマスタープランを元に、住宅部分90戸の設計案をコンペ形式で広く全国から募集します。

住宅部分90戸は9区画に分けられ、それぞれの区画の設計者を選定します。9組の設計者を選ぶコンペです(1区画は6戸のグループと4戸のグループに分けられています)。

9区画の中から1区画を選び提案してください。ただし、1次審査終了後またはコンペ終了後、区画替えをする可能性がありますのであらかじめご了承ください。

審査方法

2段階方式の審査で、1次審査で18組を選出。2次審査は公開の場で行い、18組によるプレゼンテーション、質疑応答、審査委員による審査会を経て9組を選びます。1次審査通過の18組には、2次審査用制作費として一律20万円を支給します(オリエンテーション、2次審査の交通費等を含む)。
※1次審査通過の組数は審査過程で変更する可能性があります。

応募資格

個人・グループは問いませんが、代表者の年齢が提出締切時点で39歳以下であること(代表者以外に年齢制限はありません。ただし、ベテランの方ではなく若い方に可能性を差し上げたいと思っていますので、その点を考慮して共同制作者の方を選出してください)。

代表者は日本国内在住で一級建築士、二級建築士、木造建築士の資格を保有していること。

計画条件

1. 敷地条件
所在地:愛媛県西条市朔日市(ついたち)ほか
地域地区:無指定地域(用途地域)、田園居住地区、幹線道路沿線地区(一部)、建築基準法第22条区域
建蔽率:60%
容積率:200%
全体敷地面積:約66,500m2(住宅エリア面積:約31,300m2、商業エリア面積:約35,200m2
道路幅員:マスタープラン参照
敷地内高低差:なし

2. 各区画の敷地面積
1:580+900=1,480m2
2:585+870=1,455m2
3:595+900=1,495m2
4:600+900=1,500m2
5:600+900=1,500m2
6:600+870=1,470m2
7:600+870=1,470m2
8:580+870=1,450m2
9:580+870=1,450m2

3. 住戸の建築条件
敷地面積:150m2程度
延床面積:120m2前後
階数:法規に則った高さ制限内に収めること。地下は不可。
構造:在来木造工法
給水方式:自噴する地下水「うちぬき」を利用
排水方式:合流式下水道

4. その他の条件
・さまざまな世代の方の入居を想定しています。入居者がどのような構成なのかを明記して提案してください。
・戸建て住宅の提案だけではなく、各住宅間の関係性など、区画内全体の提案をしてください。
・区画内における各住戸の敷地境界線は自由に提案してください。ただし、敷地面積150m2程度を守ってください。
・各住戸の駐車台数は1台以上とします。
・構造材(木造)や仕上げ材は、できるだけ地元の素材を考慮して提案してください。
・バリアフリーに配慮した設計をしてください。
・省エネと環境に配慮した設計をしてください。
・各住戸は「土地付き一戸建て住宅」として販売します。

5. 図面等ダウンロード
対象建築の図面等がダウンロードできます(PDF、DXF形式)。

「糸プロジェクト」概要(PDF)

「糸プロジェクト」マスタープランおよび対象住宅地図面(PDF)
 

▼全図面データ: PDF形式
PDF.zip(ZIP形式圧縮:9.3MB)
PDF.sitx(Stuffit形式圧縮:9.3MB)

▼全図面データ: DXF形式
DXF.zip(ZIP形式圧縮: 72KB)
DXF.sitx(Stuffit形式圧縮: 54KB)

▼全図面データ: DXF形式
DWG.zip(ZIP形式圧縮: 136KB)
DXF.sitx(Stuffit形式圧縮: 132KMB)

応募登録

本コンペに参加するためには、本コンペウェブサイトにある登録フォームから事前に登録を行ってください。必要事項を入力し送信すると、後ほどe-mailで登録番号が交付されます。この登録番号は応募にあたって必要となりますので各人で記録し保存してください。
・交付後の、登録番号に関するお問い合わせには応じることができません。
・複数案応募する場合は、作品ごとに登録が必要です。
・応募登録は本ウェブサイト以外からはできません。
・登録後、内容に変更があった場合は再度登録をし直してください。
・携帯のメールアドレスでは登録通知の返信メールを受け取れない場合があります。

1次審査用提出物

提出物1:提案書
A1サイズ(594×841mm)片面横使い1枚。模造紙等の薄い用紙は開封時に破損しやすいため避けてください。額装、パネル化は不可。提案内容は、設計主旨、図面、パース、模型写真、CGなど、設計意図を伝えるもので、 表現は自由ですが立体化しないでください。
※また、応募案を同じ内容のPDF形式のファイルを納めたCD-RまたはDVD-Rを提出してください。ファイル名は「登録番号.pdf」としてください(例:登録番号が00185の場合、ファイル名は「00185.pdf」)。

<表面>用紙表面の右下(下端、右端からそれぞれ1〜2cm空けて)に、50ポイント以上の文字サイズで登録番号のみを明記してください(登録番号以外の、応募者を特定できる内容は記載しないこと)。

<裏面>白紙。


提出物2:設計履歴書
A4サイズ(210×297mm)片面縦使い1枚。書式は自由です。
有資格の登録番号、今までに設計・監理した物件の経歴(用途・規模・立場など)を記載してください。
※用紙の右上に登録番号を明記してください。
※「設計履歴書」のPDFデータは提出する必要はありません。
※本ウェブサイトの共同制作者記入欄は5名までしかありませんが、5名を超える場合は「設計履歴書」に共同制作者一覧を記入した別紙を添付してください。
※1次審査は応募者名を明かさない「ブラインド審査」で行いますが、応募資格などを事務局で確認するため「設計履歴書」をご提出ください。

質疑応答

当コンペについての質問を受け付けます。
2017年1月16日(月)までに下記のメールアドレスに質問をお送りください。
件名は「糸プロジェクトコンペ質問」とし、質問事項の最後に「登録番号、氏名、住所、電話番号、メールアドレス」を記入してください。
1月下旬〜2月上旬にかけて、当ウェブサイトでお答えします。

saijo@japan-architect.co.jp

提出先

株式会社新建築社「伊予西条 糸プロジェクト 住宅設計コンペティション」係(必ず明記のこと)
〒100-6017 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル17階
tel. 03-6205-4380(代表)

登録・作品提出締切

2017年3月6日(月)必着
送付のみ受付。持ち込み、バイク便不可。

1次審査結果発表

2017年3月中旬
1次審査通過18組に通知するとともに、本コンペのウェブサイトで発表します。

1次審査通過者オリエンテーション

2017年3月24日(金)
会場:東京都内を予定しています(決定次第本ウェブサイトに掲載します)。

2次審査用提出物

プレゼンテーション用のパワーポイントデータなど。
詳細は1次審査結果発表時に通過18組にお知らせします。
プレゼンテーションは代表者の方にしていただきます。

2次審査

2017年4月15日(土)
会場:愛媛県西条市を予定しています(決定次第本ウェブサイトに掲載します)。
2次審査は公開の場で行います。18組によるプレゼンテーション、質疑応答、審査委員による審査会を経て9組を選びます。

最終結果発表

月刊『新建築』2017年6月号、および本コンペのウェブサイトにて発表します。

決定9組について

最終審査で決定した9組には、提案をベースに実施可能かを協議し、双方合意に達した場合、コンペ主催者で開発事業者の糸プロジェクト実行委員会と設計業務を契約していただきます。
設計業務は基本設計、実施設計、申請図書、見積調整で、確認申請手続きと現場監理については糸プロジェクト実行委員会と契約を結んでいる地元の設計事務所が行います。
各区画間の調整などは、全体のデザイン監修者である東京大学隈研吾研究室が行います。

その他

・ 応募作品は未発表のものに限ります。
・ 同一作品の他設計競技との二重応募は失格となります。
・ 応募作品の一部あるいは全体が他者の著作権を侵害するものであってはなりません。また、雑誌や書籍、ウェブサイトなど著作物から複写した画像を使用しないこと。著作権侵害の恐れがある場合は主催者の判断により選出決定を取り消すことがあります。
・ 応募作品について、後日著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合は、すべて応募者の責任となります。
・ 本コンペ応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、入賞作品の発表に関する権利は主催者が保有します。
・ 応募作品は返却いたしません。
・ 応募後の、応募者による登録内容の変更は受け付けません。内容に変更があった場合は、改めて登録番号を取得してください。
・ 応募者の個人情報は、当該コンペに関するものにのみ限り使用することとし、ほかの目的には一切使用いたしません。

スケジュール

告知開始:2016年12月1日(木)
質疑締切:2017年1月16日(月)
登録・作品提出締切:2017年3月6日(月)
1次審査結果発表:2017年3月中旬
1次審査通過者オリエンテーション:2017年3月24日(金)
2次審査:2017年4月15日(土)
最終結果発表:2017年6月1日(木)
基本・実施設計終了:2017年10月中旬
着工:2018年1月下旬
※着工については全棟一斉着工ではなく段階を踏んだ着工を予定しています。