佳作
30のエントランスをもつ大豪邸
坂口文彦 吉田祐介 (関西大学大学院)
作品コンセプト
敷地は奈良県登美が丘.町というパブリックな場と家の中の自分の部屋というプライベートな場との間にある関係性を組み替える提案.大豪邸を30戸の集合住宅としてリノベーションする.大豪邸の中のそれぞれ特徴をもった部屋が多様な家を生み出し、廊下は家をつなぐ共有インフラとなり骨格となる.骨格が外形化し、それらにぶら下がる形で増築が行われ既存と改修部が混ざり合う.広大な庭は各戸のアプローチ空間となり、塀は解体され町へと開いてゆく.関係性のリノベーションによって各戸が町とつながり、地域の中心地となりながら1つの大きな屋根の下で暮らす家族のようなつながりを持った集住環境が生まれる.
(応募案より抜粋)
各賞一覧
- 最優秀賞 1点/賞金100万円(税込)
- 優秀賞 3点/賞金50万円(税込)
- 佳作10点/賞金各10万円(税込)