最新情報

2016年3月1日
SMOKERS' STYLE COMPETITION 2016のWebページをオープンいたしました.プロポーザル部門,作品例部門への応募登録の受付を開始します.
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結果発表

今年も「分煙空間」をテーマに開催されたSMOKERS' STYLE COMPETITION 2010.去る2011年4月12日,JTアートホールアフィニスにて,プロポーザル部門の2次プレゼンテーションが行われました(当初は公開プレゼンテーションを予定致していましたが,東日本大震災の影響に鑑み,非公開での開催となりました).2月4日に行われた1次審査で327点(登録822件)の応募案の中から選出された8組が,プレゼンテーションを行い,審査委員からの質疑に答えました.その後,審査委員のみにより2次審査を行い,下記のように各賞を決定しました.また,12点(登録27件)応募された作品例部門についても,2月4日の審査により,以下の各賞が決定しています.


プロポーザル部門

最優秀賞(1点) 賞金 200万円
張 昊 財部あゆみ(筑波大学)
優秀賞(1点) 賞金 50万円
北村知佳子 木村奈央(KAJIMA DESIGN)
佳作(6点) 賞金 各5万円
吉田泰洋(竹中工務店)
山田優 渡辺宏道(前橋工科大学)
森屋隆洋(moriya works)
森啓将 高塚陽介(HIROMASA MORI plus YOSUKE TAKATSUKA / HYAD)
大塚隆光 大石悠平(大成建設)
山本恭史 滝澤創也(日建設計)

作品例部門

最優秀賞(1点) 賞金 100万円
玉上貴人(タカトタマガミデザイン)
For-rest Park
優秀賞(1点) 賞金 50万円
梅岡佐知子(三井デザインテック)
COI 平河町ビル リフレッシュスペース
佳作(2点) 賞金 各10万円
山本卓郎(山本卓郎建築設計事務所)
H-ORANGE
神山和裕 堀川純一(HaKoDesign)
Kao Corporation Head office

主催者メッセージ

日本たばこ産業株式会社代表取締役副社長 小泉光臣

今回のコンペにつきましては,プロポーザル部門において,「オフィス街のリフレッシュスタイル」と題し,都心に建つオフィスビル1階のカフェを想定敷地として,たばこを吸われる方と吸われない方との共存に向けたアイデアを募集させていただきました.
今回のテーマはビルで働く方々,ビルに所用で来られる方々,周辺エリアの方々,それぞれの利用シーンを意識したビジネス街におけるカフェでの分煙アイデアを提案して頂くと同時に,実現を視野に入れた非常に難しいものでしたが,全国から327点ものアイデアを頂くことができました.
優れた分煙の施工事例を示して頂いた作品例部門も含め,建築・デザインに関わる多くの方がこのようなテーマに取り組んで頂けたことに感謝申し上げますとともに,喫煙や分煙に対する社会的な関心の大きさと,その裏返しとして私共に課せられている使命を改めて痛感致しております.
今回皆様から頂いた分煙に対するアイデア,そして建築・デザインに対する熱い想いをしっかりと受け止めながら,私共JTはたばこを吸われる方,吸われない方が,協調して共存できる社会の実現に向けた活動を,今後も実施していきたいと考えております.


SMOKERS' STYLE COMPETITION 2010 TROPHY

トロフィースケッチ - 70×70×70mm,アルミ製

球φ155 SUSバイブレーション

審査委員の西沢大良氏によるデザインのトロフィー.完成したトロフィーは各部門の受賞者および作品例部門の施主にお贈りします.

デザインコンセプト
キラキラした球体のかたちをしたトロフィー.たばこと建築のための賞にふさわしくなるように,たばこの葉っぱをフラードームの原理で球体にレイアウトした.
ちょうど東日本大震災の最中にデザインしたため,トロフィーとして使うだけでなく,分煙ボールや香りのボールとして,またランプシェードとしても使えるようにした.球体には大小2つの開口があり,小さな開口は,ホテルのベッド脇にあるような灰皿にかぶせて火のプロテクターとするためのもの(つまり煙や火を分けるが人を分けないという分煙ボールになる).大きな開口は,ロキシタンのアロマキャンドルにかぶせて数時間炊くためのもの(つまり球体をアロマでいぶして香りを持ち運ぶための香りのボールとする).また節電や計画停電の際にはランプシェードとしても使う.

(西沢大良)