結果発表

No.65 青木怜(東京理科大学大学院)


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審査講評

古谷・・・
風が緩やかに流れる気流を可視化していること,人が自分の位置を自由に選べるのがよいと思います.テーブルが細分化されているので,場所の選択性を上げています.空調の空気,自然換気をどう関係させていくのかについて提案してほしいと思います.
妹島・・・
インテリアのイメージがいまひとつ分からないので,天井から吊るした風車でどんな空間ができるのか,2次の提案を期待しています.
西沢・・・
いくつかあった風車案の中では,イメージとリアリティを両立させた案でした.風上と風下をつくることで天井のペンダント照明などもふわっと揺れるというイメージはとても面白く,煙も解決できているのがよいです.ただし,この気流をつくるために,ファンの固定方法や排気口や空調の吹き出しやレターンはどうなるのかなど,具体的な提案を見たいです.
六鹿・・・
風車が空気の流れを可視化するためのファンなのか,それともそれ自身空気を動かすためのファンになるのかが気になりました.
佐藤・・・
風車をどのぐらいの早さで回すのか,また,どれぐらいの大きさにするのかについてが,意匠的にも,機能的にも問題になると思います.それと,回っている時と止まっている時の感じがわからないのですが,案としては風車がきれいに回れば面白いと思います.