結果発表
No.978 西川拓 海法圭(以上2名,東京大学大学院)
審査講評
- 古谷・・・
- 小さなテーブルで無数の選択肢をつくろうとしているのは面白いと思いますが,肝心なのは,このシステムで人を分けずに煙を分けるというわれわれが思う分煙をどうやって実現するのかという技術的な側面だと思います.
- 妹島・・・
- たばこを吸う人と吸わない人が近づいてみたり離れてみたりしてその都度柔らかい分煙空間が実現されるのが面白いと思います.そこがすごく惹かれた点で,あとは実際に煙がスムーズに立ち上るような工夫がされたらと思います.
- 西沢・・・
- さまざまな大きさと用途のテーブルが散らばった状態というのは従来のカフェには見られないもので,とても新鮮だと思います.ただし,それが「分煙」カフェになるためには,もうちょっと煙に対する提案がほしいと思います.
- 六鹿・・・
- ひとつひとつの単位は分かるのですが,複数をまとめられる可能性は考えられていないのでしょうか.
- 佐藤・・・
- このアイデアは,人を集めて分煙するのではなく,人を散らばして,薄く煙が発生するのだろうと予測します.それを上の方で補足しようというのは面白いアイデアだと思います.