結果発表
プロポーザル部門 最優秀賞 大塚裕紀
平面
分煙空間を考えた時，喫煙する場所は1カ所にまとまっているのではなくカフェのさまざまな場所でたばこが吸われていて，またそれは今まであるような喫煙空間とは違い，ポジティブなイメージを空間に与えるものを目指した．このカフェでの分煙はパラソルと大きなテーブルからなり，テーブルで大まかにエリアは区切られ，それにかかるパラソルは喫煙空間を示す．カフェにきた人はその時の喫煙状況と自分の嗜好から席を選び，テーブルの周囲に沿って席ができ上がっていく．パラソルは上下し，煙が迷惑になっていないときや人が少ない時は高く吊ってあり，喫煙者が多い時やカフェの密度が高い時は低く吊られ開放度が下がる．その時々の煙によってカフェは変化し，ゆるやかな喫煙風景が広がることを目指す．
パラソル設備立面
パラソル設備立面
