佳作
小野 加愛 小笠原 隼 塚越 望 山本 匡希(日本大学大学院)
井戸端会域
東日本大震災を受けて災害時の水源確保のために,井戸のあり方が見直されている.また,緊急車両の入れない木密地域では井戸を水源に消火活動を行う事が可能になり日常の防災活動にも貢献する.古井戸の再整備,防災井戸の新設の動きがある今,それらを統合した「いどばた」に人の集まる場所を創出する.アクリルを構造体としてできた立体的ないどは高さごとに異なる活動をあたえる.環境グリーンカーテン(GL+2000)では水と緑の空間の創出,シャワーカーテン(GL+1800)でまちを冷やす,防災/初期消火(GL+900)は日常の防災意識の向上,コミュニティキッチン(GL+700)は手,野菜など,井戸水でなんでも洗える場所,打ち水(GL+500)でヒートアイランド現象の抑制,ひんやり/あったかベンチ(GL+400)では流水により夏はひんやり,冬はあったかい居場所をつくる.
(応募案より抜粋)
各賞一覧
- 最優秀賞/1点 1,000,000円
- 優秀賞/2点 各300,000円
- NTTファシリティーズ特別賞/1点 100,000円
- 佳作/8点 各100,000円